体重が重めで運動に自信がない人のスノボ スクールの選び方。プライベートレッスンが向く理由と始める前の準備

体重が重めで運動に自信がない人のスノボ スクールの選び方。プライベートレッスンが向く理由と始める前の準備 身体づくり

スノボを始めてみたい。でも体重が重めで、運動にもあまり自信がない。

そういう人が、スクールでグループレッスンに入るか、プライベートレッスンにするかで迷うことがあると思います。

あるとき、Twitterでこんな内容のツイートが話題になりました。

「体重90キロ以上で運動に自信がない方は、スノーボードスクールを受講するときはグループレッスンではなくプライベートレッスンをおすすめします」

かなり柔らかい、気をつかった言い方でした。それでも、このツイートに強く反発する人がいました。

僕はこのツイートの言っていることは正しいと思っています。今回はその理由を、動画で話した3つに沿って整理します。

体重90キロ以上ならプライベートレッスンがいい、というツイートの話

話題になったツイートの中身は、シンプルです。

体重が90キロ以上。そして運動に自信がない。この2つが重なっている人には、グループよりプライベートレッスンをすすめる。

ここで大事なのは、「体重が重い人はスノボをするな」とは言っていないことです。スクールを受けるときの形を選ぶ話をしています。

ツイートした人は、スクールでインストラクターのような仕事をしている人のようでした。

それに対して怒る人もいました。同業の別のスクールの人の中にも、「スクール側がそれを言ったらおしまい」「それはスクール側の努力が足りない」という言い方で、このツイートを否定する人がいました。

僕はそっちのほうが気になりました。だからこの動画を出すことにしました。

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理由1 スノボは運動のハードルが高いスポーツだから

1つ目の理由は、健康と体の準備の話です。

スノーボードは、運動としてかなりハードルが高いです。

ほかのスポーツで想像してみてください。サッカースクールや、野球の体験練習会。テニスやバスケ。そういう激しいスポーツに今の体で行こうとしたとき、自分がどれくらい動けそうか、なんとなく想像できると思います。卓球ならいけそうかな、とか。

ところがスノボになると、その想像が働きにくい。

スノボは、板を履いて滑るスポーツです。スケボーより難しいです。スケボーの体験には行かない人でも、スノボならいけると思ってしまうことがある。そこが落とし穴です。

板を履いて自分で立ち上がれるか

スノボでは、板を履いた状態から自分で立ち上がる必要があります。

これを甘く見ていると、ゲレンデに出てから苦労します。

体が重くて運動から離れている状態だと、この「立ち上がる」ができるかどうかが最初の壁になります。ここを想像してから始めるかどうかを決めてほしいんです。

スノボの前にやれること

じゃあ何から始めればいいのか。動画で話したのはこういうことです。

  • 腕を大きく振ってウォーキングをする
  • そこからジョギングやストレッチに広げる
  • 食事を見直す
  • 日々の健康管理をする
  • 睡眠の質を上げる

スノボの前に、まずここです。

国も、メタボリックシンドロームや生活習慣病に気をつけようと呼びかけています。会社の人間ドックで数値を指摘されている人もいると思います。体の準備を整えることは、スノボのためだけでなく、そのまま自分の体のためになります。

理由2 スキー場のリフトは座席のサイズに余裕が少ない

2つ目は、リフトの話です。

スキー場のリフトの座席は、一般的な体格の男性や女性を前提に、少しゆとりを持たせたサイズで作られています。

その想定より体が大きい人が4人乗りのリフトに乗ると、隣に座った人は端に押し込められる形になります。

乗っている本人は気づきにくいかもしれません。でも隣の人は、リフトに乗っている間ずっと窮屈な思いをしています。

スキー場は自分ひとりの場所ではありません。リフトのような共有の設備では、こういう面でも周りへの影響が出ることは知っておいてほしいです。

この記事の内容は、上の動画で話したことをまとめたものです。声のトーンや実例も含めて聞きたい方はこちらから。

理由3 ぶつかったときの怪我のリスクが大きい

3つ目は、ぶつかったときの話です。

スノーボードは、板に乗って滑っている以上、人にぶつかる可能性があるスポーツです。

そのとき体重が重い人は、

  • 自分が怪我をする確率が高い
  • 相手に怪我をさせるときの衝撃が大きい

この2つが同時に起きます。体の軽い人がぶつかるのと比べて、衝撃は倍ぐらい違います。

避けられないまま突っ込んでしまう

さらに、事故を起こす確率自体も高くなります。

普段から運動していないと、とっさに人を避ける感覚が鈍っています。避けられなければ、そのまま突っ込むしかありません。

その相手が小学生だったらどうなるか。

本当に命に関わります。ゲレンデには子どもも滑っています。自分の体がどれくらい動くのか、止まれるのか、避けられるのか。そこを考えてから滑ってほしいです。

板やビンディング、ブーツ、スタンスより先に見直したいこと

ここからは3つの理由とつながる話です。

スノボを始めると、道具や理論が気になってきます。

ヘルメットやプロテクターをつける。いい板やビンディング、ブーツをそろえる。スタンスをどうするか、マジックソールがどうか。滑り方の理論やハウツーを見る。

どれも、やっていると上達に向かっている感覚があります。

でも僕は、そこじゃないと思っています。

体を動かせるようにするのが一番の近道

スノボが上手くなるかどうかで大きいのは、運動神経と身体能力です。

身体能力を上げれば、誰でもそこそこまでは滑れるようになります。体を軽くするだけで、スノボはめちゃくちゃ簡単になります。

だから、新しい道具を買う前に、ジムに通って体を絞ったほうがいい。

ヘルメットで頭を守ることを考える前に、まず自分の体が動くようにする。道具の違いを比べる前に、体のほうを整える。順番の話です。

インフルエンサーやYouTuberの道具の話やハウツーに振り回される前に、自分の体を見てほしいと思っています。

スクールを選ぶときに考えたいこと

ここで最初のツイートに戻ります。

体重90キロ以上で運動に自信がない人に、グループではなくプライベートレッスンをすすめる。

ただ、僕はこのツイートほど優しくありません。体重が重い人はスノーボードをやるな、と心の底から思っています。

まとめ

  • 体重90キロ以上で運動に自信がない人には、スクールではグループよりプライベートレッスンがすすめられる、というツイートが話題になった
  • 理由1:スノボはスケボーより難しく、板を履いて自分で立ち上がる必要もある。ハードルの高い運動なので、先にウォーキング・ジョギング・ストレッチ・食事・睡眠を見直したい
  • 理由2:スキー場のリフトの座席は一般的な体格を前提にしたサイズで、4人乗りでは隣の人が窮屈になる
  • 理由3:体重が重いと、ぶつかったときに自分が怪我をする確率も相手に与える衝撃も大きく、衝撃は倍ぐらい違う。避けきれずに子どもにぶつかれば命に関わる
  • 板・ビンディング・ブーツ・スタンスなどの道具や理論より先に、身体能力を上げるほうが上達の近道になる
  • 新しい道具を買う前に、ジムに通って体を整えるのがおすすめ

自分の場合はどうなのか

ここまで書いてきたことは、あくまで一般的な話です。

実際は、体つきも、道具も、滑ってきた時間も人によって違います。自分の場合はどうなのか、どこから手をつければいいのか。個別に見てほしいという方は、レッスンをやっています。下のどちらからでも受け付けています。

内容や日程の相談だけでも大丈夫です。滑っている動画を送ってもらえれば、それを見たうえでお返しします。

雪の上のプライベートレッスンは、扱っている内容(カービング・ジャンプ・キッカー・スピン・道具選び)と料金をこちらにまとめています。

→ https://tomz-service.com/snowboard-lesson/

夏のあいだのオフトレとしてやっているトランポリンのプライベートレッスンは、内容と料金をこちらにまとめています。

→ https://tomz-service.com/trampoline-lesson/

もっと踏み込んだ話

ここには書けない実際の事例や、細かいところはメンバーシップのほうで話しています。

→ https://www.youtube.com/channel/UCdtBxQHTDZz7_s8_fGMow2A/join

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