パークのジャンプでスタイルを出すには 白鳥高原で見たインディークレールのグラブ練習

パークのジャンプでスタイルを出すには 白鳥高原で見たインディークレールのグラブ練習 滑りの話

パークで跳べるようにはなった。怖さも少しずつ減ってきた。

でも、撮ってもらった映像を見返すと、なんだか地味に見える。

飛んで、降りてはいる。それなのに「スタイルがある」と感じる人のジャンプとは何かが違う。何が違うのかを言葉にしようとすると、うまく言えない。

そういう段階の人は、けっこう多いと思います。僕もパークの映像を見ると、同じように跳んでいても「なんでこの人のジャンプは格好よく見えるんだろう」とよく考えます。

今回は、白鳥高原のパークで撮られたグラブ練習の動画を見ながら、ジャンプにスタイルを出すヒントを拾っていきます。

先に言っておくと、この動画は細かい理論を順番に説明していくタイプではありません。実際に飛んで、見て、声をかけ合いながら進んでいく動画です。なのでこの記事でも、動画の中で実際に出てきた言葉と場面だけを取り上げます。聞き取りきれなかった部分は、無理に埋めずにそのままにしています。

跳べるのに、ジャンプにスタイルが出ない悩み

ジャンプの練習は、最初はどうしても「跳べるかどうか」「降りられるかどうか」が中心になります。

アプローチでまっすぐ入れるか。リップで慌てないか。着地で転ばないか。そこを越えるだけで精一杯の時期があります。

その時期を抜けると、今度は別の悩みが出てきます。跳べるようになったのに、見た目が変わらない。スタイルが出ない。

ここで多くの人が手を伸ばすのがグラブだと思います。空中で板を掴むだけで、ジャンプの印象は大きく変わるからです。

ただ、グラブを「とりあえず掴む」ことと、「スタイルとして見せる」ことの間には差があります。掴めてはいるのに、なんだか格好よく見えない。そこで止まっている人も多いのではないでしょうか。

今回の動画は、ちょうどそこに触れている内容でした。

白鳥高原のパークで撮られたグラブ練習の動画

動画の舞台は、白鳥高原のパーク教室のブースです。そこから始まって、この日はグラブ練習をする様子を届けよう、という流れになっています。

テーマになっているのは、スタイルが出るグラブです。

そのローカルの方の得意なグラブとして紹介されているのが、「インディークレール」という技でした。

この日は、そのインディークレールを教わるという内容です。

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スタイルを出すグラブ「インディークレール」で意識すること

インディーを取って、ひねりを加える

インディークレールがどういう技か。動画の中では、「インディーを取って、ひねりを加える」という感じの技だ、と説明されています。

僕がここで大事だと思ったのは、説明がとても短いことです。

グラブの名前だけを覚えようとすると、どこを掴むのか、どの手で取るのか、と形のほうに意識が行きがちです。でも動画での言い方は「取って、ひねる」。掴んだ後に何をするのかが、セットになって語られています。

スタイルが出るかどうかは、掴んだかどうかだけでは決まらない。掴んだ後の動きまで含めて1つの技になっている。僕はそう受け取りました。

意識しているのは左手と、しっかりひねること

では、講師役の方はインディークレールのときに何を意識しているのか。

動画でもそう質問されています。その答えの中で出てくるのが、左手のことと、しっかりひねる、という言葉です。

正直に書くと、この部分は音声が聞き取りにくく、左手をどうするのかまで細かく拾えませんでした。なので、ここで僕が勝手に「左手はこう動かす」と書くことはしません。

ただ、意識するポイントとして挙がっていたのが、左手と、ひねりだった。これははっきりしています。

グラブを練習していて「何を意識すればいいのか分からない」という人は、まず動画のこの場面を見て、左手がどう動いているかと、ひねりがどう入っているかに注目してみてください。言葉で説明されるより、映像で見たほうが伝わる部分だと思います。

この記事の内容は、上の動画で話したことをまとめたものです。声のトーンや実例も含めて聞きたい方はこちらから。

最初にイメトレから1本

いきなり跳ぶ前に、イメージを作る

この動画の中で、僕がいいなと思った流れがあります。

講師役の方に、まずインディークレールのイメトレから1本やってもらう。そこから始まっていることです。

ジャンプの練習というと、とにかく本数を跳ぶイメージがあるかもしれません。でも動画では、まずイメージを作ってから入っています。

後半にも、「真剣にイメージした」という言葉が出てきます。そして最後のほうでは「イメージの問題」という言い方もされています。

跳ぶ前の頭の中の準備が、動画全体を通して何度も出てくる。それだけ、グラブでスタイルを出すうえでイメージが大事にされているのだと思います。

午後のリフト1本目で、一撃で決める

講師役の方の1本は、午後のリフト1本目だったそうです。

それでも一撃で決めてきた。動画の中では、あんな一撃で決めてくると思わなかった、という声が出ています。見ていた方は、自分が今まで見た中で一番の1本だったのではないか、とまで言っていました。

僕たちが真似するときに、1本目から同じようにできなくて当然です。そこで落ち込む必要はありません。

何本か跳んで、見て、もう1本

「実質、次が1投目」

講師役の1本があまりにも良かったので、進行役の方は「このあとめちゃくちゃ攻めなきゃいけなくなった」と話しています。

この日は11時に起きて、実質次が1投目。そんな状況から跳んでいく様子も、動画にそのまま入っています。

この部分は、見ていて少しほっとしました。上手い人の完成された1本だけでなく、これから形にしていく人の何本かも映っているからです。

跳んだ後には、左手をもっと、上に上げる、といった声かけが聞こえます。ここも聞き取りきれなかったので細かくは書けませんが、跳んだ直後にすぐ言葉で確認し合っている様子は伝わってきます。

「顔がわからなかったから、もう1回」

何本か跳んだ後、「今の結構良かったね」という声が出ます。

ただ、その後に続くのが「ちょっと顔がわからなかったから、もう1回」でした。

良かったで終わらせず、もう1回。2個目、4個目と、本数を重ねていく様子が映っています。

そして最後のほうでは、「決まってましたから」「持ってるようには見える」という声が出てきます。

グラブの練習で、自分では掴んでいるつもりでも、外から見ると掴んでいるように見えない、ということはよくあります。逆に言えば、外から見て「持っているように見える」ことが、スタイルとして伝わるための1つの目安になるのかもしれません。

最後は「イメージの問題」

動画の終わりのほうで、「イメージの問題はこれでいきます」という言葉が出てきます。

ここも前後がはっきり聞き取れなかったので、何をどう変えたのかまでは書けません。

でも、動画の最初にイメトレがあり、途中に「真剣にイメージした」があり、最後にまた「イメージの問題」が出てくる。この流れを見ると、グラブでスタイルを出すことと、跳ぶ前のイメージは切り離せないのだと感じました。

跳べるようになったのにスタイルが出ない、と悩んでいる人は、本数を増やす前に一度、どんな形で空中にいたいのかを頭の中で作ってみる。そこから始めるのもありだと思います。

まとめ

  • 動画の舞台は白鳥高原のパーク。テーマはスタイルが出るグラブの練習
  • 取り上げられている技はインディークレール。「インディーを取って、ひねりを加える」という感じの技として説明されている
  • 講師役の方が意識しているポイントとして、左手と、しっかりひねることが挙がっている
  • 跳ぶ前にまずイメトレから1本。動画の中でも「真剣にイメージした」「イメージの問題」とイメージの話が何度も出てくる
  • 良い1本が出ても、顔がわからなかったからもう1回。2個目、4個目と本数を重ねている
  • 外から見て「持っているように見える」かどうかが、スタイルとして伝わるかの目安になりそう

自分の場合はどうなのか

ここまで書いてきたことは、あくまで一般的な話です。

実際は、体つきも、道具も、滑ってきた時間も人によって違います。自分の場合はどうなのか、どこから手をつければいいのか。個別に見てほしいという方は、レッスンをやっています。下のどちらからでも受け付けています。

内容や日程の相談だけでも大丈夫です。滑っている動画を送ってもらえれば、それを見たうえでお返しします。

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