大きいスキー場に行くと、ちょっとしんどい。
斜面が急なところが多い。ツリーランに入ってみたら、思っていたより急だった。パークもあるけど、自分のレベルだとガンガン入っていける感じじゃない。
そういう経験、ありませんか。
「有名なところに行けば楽しいはず」と思って行ったのに、実際は滑れる場所が限られて、一日がなんとなく終わってしまう。そういう人は多いと思います。
今回は、アルペンブリックスキー場 池の平温泉に行ってきました。
結論から言うと、僕はここを「全体のバランスがすごくちょうどいいスキー場」だと感じました。ターンが気持ちいい。パークもちゃんと遊べる。ツリーランは優しい。それぞれが飛び抜けているというより、全部がちょうどいいところに収まっている感じです。
この記事では、実際に滑って感じたことを、カービング、パーク、ツリーランの順に書いていきます。
フード付きのリフトとゲレンデの第一印象
ペアリフトなのにフード付き
まずリフトです。
ペアリフトなのにフードが付いていました。僕にとっては初めてのパターンです。これはめっちゃいい、と思いながら乗りました。
ただ、ひとつ気づいたことがあります。
フードを下ろして、寒くないし全然怖くないなと思って後ろをパッと振り返ったら、何もなかったんです。普通はフードを下ろすと背中側が結構壁みたいになっているんですけど、ここはフードを開けたら閉じるだけ、という作りでした。ちょっとフードの素材をケチっていました。
ペアリフトを降りると、次はクワッドのフード付きリフトがあって、これでたぶんほぼ山頂まで行ける感じです。
膝まですっぽりの雪と、広いバーン
雪は膝まですっぽり埋まるくらいでした。積もっている雪の質が全然違って、景色も含めて神秘的でした。
上から見ると、右手がパーク。反対側には、上の方から広く滑ってこられる一枚バーンが広がっています。広くて、なんだか新潟っぽい雰囲気です。
ほかにも、ツリーランのゾーンがあったり、カービングできそうなところがあったりと、いろいろあります。
カービングが気持ちいい。圧雪がきれいに入ったスキー場
正直に言うと、最初はパークを見に来たつもりでした。
でも滑り始めたら、ターンが気持ちよすぎて、パークどころではなくなりました。
圧雪がきれいに入っているんです。
こういうスキー場って、実はあんまりないんですよね。だからすごく新鮮でした。その場では「今日は1日中ターンして、ジャンプとかはどうでもいい」と言ってしまったくらいです。
緩めのカービングバーンが長く続く
パークのリフトは結構長いです。
そのリフトで上まで登ると、ずっとカービングがいい感じにできる緩めのバーンがあります。
急斜面でスピードと戦いながらターンするのではなく、緩めの斜面で長い距離をターンし続けられる。ここが僕にはすごく気持ちよかったポイントです。
「カービングの練習をしたいけど、急なところだと怖くて板に乗れない」という人には、こういうバーンが合うと思います。
初心者・ひよこスノーボーダーに優しいツリーラン
カービングバーンのさらに奥には、「どこへ滑ってもいいですよ」という感じのすごく優しいツリーランがあります。
大きいスキー場に行くと、しんどい斜面が多かったり、ツリーランもめっちゃ急斜面だったりしますよね。そういうところは無理だな、と感じる人も多いと思います。
「私はまだツリーランとかパークにガンガン入れないから、キツいところは無理です」
動画の中では、そういう人たちのことを「ひよこスノーボーダー」と呼んでいました。そういう人たちには、ここのツリーランはかなりいいと思います。
木と木の間が空いていて、コースを選べる
一緒に滑っていた仲間とも話していたのが、木と木の間が緩い感じがする、ということでした。
木がいい感じに空いているので、どこを通るかを自分で選べる。危なくない。スピードも出ない。
ツリーランに入ってみたいけど怖い、という人が最初に試してみる場所として、すごくちょうどいいと感じました。
3月末でもサラサラの雪
この日は3月末でした。気温は1度。
それでも雪はめっちゃサラサラでした。仲間いわく、今日はたぶん重たい方で、本当はもっと軽いはずだ、とのことです。
ちなみにリフト券の値段の話にもなって、二人で「やばくない?」と言ったくらい安く感じました。めちゃくちゃ距離が滑れることを考えると、なおさらです。
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この記事の内容は、上の動画で話したことをまとめたものです。声のトーンや実例も含めて聞きたい方はこちらから。
パークの感想|初中級向けで、ちゃんと遊べるアイテムが多い
ここからがパークの話です。
実はこのスキー場が気になったきっかけは、Twitterで回ってきたパークレイアウトの画像でした。めっちゃパークの数がある、という内容で、どんなものか気になって来てみたんです。
行く前の僕は、正直こう思っていました。
数を作らないと人を呼べないとか、そういう質の低いパークなんじゃないの、と。
実際に入ってみたら「まあまあやるやん」
入ってみた感想は、「まあまあやるやん」「おもろいやん」でした。
レベル感としては、初中級向けだと思います。
おもしろかったのは作りです。スパインのリップの向きとか、リップの上がり方とか、ちょっと攻めた作りになっているところがありました。そこが僕には良かったです。
パーク後半、林の中のコースが特におもしろい
特に良かったのが、パークの後半です。
林の中にコースがあって、その中にパークがあります。こっちのアイテムは全部おもろいです。
パーク自体も長いので、1本で結構な数のアイテムを回れます。
見直してほしいところもある
一方で、微妙なところもちょっとありました。
変なウェーブがあったり、絶対に届かないものがあったりして、そういうところは見直さなきゃいけないとは思います。
それと、ジブがひとつもありませんでした。
ただ、これは僕としては分かる話です。雪が降るので、埋まったら掘り出して、一回抜いて、土台を作って、また入れる。それを毎日やるのは無理だからです。僕も同じタイプの人間なので、ここのパークを作っている人とはすごく分かり合えそうだと感じました。
もし僕がパークをプロデュースするなら。キッカーとジャンプの話
ここからは、ほぼ冗談半分の話です。
パークを滑りながら、「僕がプロデューサーになったらこうする」という話で盛り上がりました。
最初の斜面は10mキッカー5連と20mのスパイン
最初の斜面には、10mのキッカーを5連で作ります。
そして最後に、20mのハイブリッドスパイン。ひとつでもミスったら最後まで行けない、というパークです。
一緒にいた仲間からは「初心者殺しにかかってるな」と言われました。
林の中のコースは5mのテーブルトップ10連
林の中のコースには、今10個くらいアイテムがあります。ローラーやウェーブを含めると10発くらいです。
これを全部テーブルトップのキッカーにして、5mの10連にします。
最初の10m5連、スパイン、林の中の5m10連で、合計16発。1回で上級者も中級者も楽しいパークになる、という計画です。
テーブルトップにこだわる理由
ここは冗談ではなく、僕が大事にしたいところです。
テーブルトップで作るので、5mの10連が飛べるようになってきた人にとって、テーブルトップの10mは結構危なくないんです。
中級者が結構遊べるパークにしたい。いきなり大きいジャンプに放り込むのではなく、5mで慣れた人が次の段階に進めるようにしたい、という考えです。
広さもあるので、ポテンシャルはあると思っています。
アクセスと空き具合。平日空いているのがもったいない
もうひとつ良かったのがアクセスです。
インターからとても近くて、道も優しい。
それなのに、平日はこんなに空いている。これは本当にもったいないなと感じました。
カービングしたい人、ツリーランを試してみたい人、初中級でパークを楽しみたい人。その全員が1日いて楽しめる場所だと思います。正直、僕はもうここに通いたいと思ったくらいです。
まとめ
- アルペンブリックスキー場 池の平温泉は、全体のバランスがすごくちょうどいいスキー場だと感じた
- 圧雪がきれいに入っていて、緩めのカービングバーンでターンが気持ちいい
- ツリーランは木と木の間が空いていて、スピードが出にくく、コースを選べる。急な斜面が苦手な初心者や、ツリーランに入れないひよこスノーボーダーにも合う
- パークは初中級向けで、後半の林の中のアイテムは全部おもしろい。一方で見直してほしいアイテムもあり、ジブは無い
- 3月末・気温1度でも雪はサラサラだった
- インターから近く道も優しいのに、平日は空いている
自分の場合はどうなのか
ここまで書いてきたことは、あくまで一般的な話です。
実際は、体つきも、道具も、滑ってきた時間も人によって違います。自分の場合はどうなのか、どこから手をつければいいのか。個別に見てほしいという方は、レッスンをやっています。下のどちらからでも受け付けています。
- LINE公式 → https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=351olsrh
- Instagram(@tomzsports)のDM → https://www.instagram.com/tomzsports/
内容や日程の相談だけでも大丈夫です。滑っている動画を送ってもらえれば、それを見たうえでお返しします。
雪の上のプライベートレッスンは、扱っている内容(カービング・ジャンプ・キッカー・スピン・道具選び)と料金をこちらにまとめています。
→ https://tomz-service.com/snowboard-lesson/
夏のあいだのオフトレとしてやっているトランポリンのプライベートレッスンは、内容と料金をこちらにまとめています。
→ https://tomz-service.com/trampoline-lesson/
もっと踏み込んだ話
ここには書けない実際の事例や、細かいところはメンバーシップのほうで話しています。
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