スタンサーでスタンスを測った結果|可動域タイプとおすすめスタンスの見方、測りすぎの注意点

スタンサーでスタンスを測った結果|可動域タイプとおすすめスタンスの見方、測りすぎの注意点 ギアの話

自分のスタンスが本当に合っているのか、分からない。

そう感じたことはありませんか。

日によって膝が痛かったり、今日はスイッチが滑りにくいな、今日はレギュラーがしっくりこないな、ということもある。でも、何が原因なのかは分からない。

僕も去年は、スタンスを測らずに滑っていました。

そこで今回、スタンサーを久しぶりに測ってきました。スタンサーは、ここ1〜2年ほどで広まってきた、スノーボードのスタンスを測ってくれるものです。前に測ったのが2年くらい前だったので、その間に何が変わっていたのか、測ってみてどうだったのかを書いていきます。

スタンサーの仕組みや測り方は、公式のホームページに細かく分かりやすく書いてあります。そこはホームページや、ほかの方の解説を見てもらうのがいいと思います。ここでは、僕が実際にやってみて出た結果と、そこから感じたことを中心に書きます。

スタンサーは前より細かく教えてくれるようになっていた

測ったのは、近くのスーパースポーツゼビオです。

測り終わると、結果の紙をクリアファイルに入れてもらえます。

まず驚いたのが、その紙の枚数です。2年前に測ったときは1枚だったのが、今回は2枚になっていました。中身の仕様も色々と変わっていて、全体的に細かくなっている印象です。

可動域タイプが2〜3通りから6通りくらいに

分かりやすい変化が「可動域タイプ」です。

これは、あなたはどういう可動域のタイプの人ですよ、と教えてくれる項目です。僕が最初に測ったときは、たぶん2通りか3通りくらいしかなかったと思います。

それが今は、6通りくらいに分かれていました。そのぶん、自分の体のことを細かく教えてくれるようになっています。

僕の可動域タイプは「ギャップ」だった

結果から言うと、僕の可動域タイプは「ギャップ」でした。

結果シートに書いてあった特徴をまとめると、こんな内容です。

  • 可動域の左右差は少なくても、左右のニュートラルポイントに差があるのが大きな特徴
  • 私生活の中で、左右対称に物事をとらえたり受け入れたりすることが少ない傾向にある
  • レギュラーとグーフィーで、どちらが得意でどちらが苦手かがはっきりしている

ニュートラルポイントというのは、言葉にするのが少し難しいんですが、足を置いたときにすごく立ちやすい形のことです。その立ちやすい位置が、右足と左足でずれている。そこに差がある、というのがギャップタイプの特徴です。

膝の痛みと股関節の話で、なんとなく納得していた

この結果は、正直なんとなくそんな気がしていました。

僕はウェイクボードやトランポリンもやっているんですが、夏くらいから右膝がちょっと痛くなってきました。それで整骨院に通っています。

その整骨院でずっと言われているのが、右の股関節がそもそも外に開いてしまっている、だから左右対称の体じゃないよ、ということです。

それを整えるために通っているんですが、治ってはいません。整えて、ウェイクボードでまたずれて、また整えて、の繰り返しです。完治はしていないけれど、ウェイクボードもトランポリンもスノーボードも、一応できる体ではいられています。

そういう背景があったので、「左右のニュートラルポイントに差がある」と言われて、やっぱりそうか、という感覚でした。

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スタンサーの新しい診断「ライディング傾向」がいちばんの収穫

今回のスタンサーで、新しく増えていた項目があります。

測定結果とデータからアドバイスしてくれる「ライディング傾向」という診断です。

可動域のタイプを教えてくれるだけでなく、そのタイプだとどういう滑りの傾向になりやすいかまで出してくれる。これが今回いちばん「スタンサーやってよかったな」と思ったところでした。

グーフィー体質のレギュラースタンス

僕の場合は「グーフィー体質のレギュラースタンス」と出ました。

少し難しいんですが、体的にはグーフィーのほうが合っているのかもしれない。でも普段はレギュラーで、ある程度ずっと滑ってきている。だからレギュラースタンス、ということです。

ターンとスピンの得意・苦手が当たっていた

結果シートには、こんな傾向も書いてありました。

  • つま先側のターンより、かかと側のターンを苦手とする傾向がある
  • 左方向に視線を送るフロントサイドスピンが得意

スピンのほうは、当たっています。

僕はレギュラーなので、レギュラーのフロントサイドは左回りです。スイッチのバックサイドも、同じく左回り。どちらも左回りが得意なので、ここは合っているなと思いました。

スイッチの上達が速い、は何とも言えない

もう1つ、「グーフィー体質なので、スイッチライディングの上達速度が速いのも特徴の1つです」とも書いてありました。

これは、僕自身スイッチが得意と言えるほど得意ではないので、何とも言えません。まあ、そうなのかな、という感じです。

無理にレギュラーで滑っていたから膝が悪くなっていたのかも

この結果を見て、ひとつ思い当たることがありました。

これまで、日によって「今日はスイッチが滑りづらいな」「今日はレギュラーが滑りづらいな、膝が痛いな」ということがありました。

もしかしたら、グーフィー体質なのに、レギュラーっぽいスタンスで無理やり滑ってきたから、どんどん膝が悪くなっていたのかもしれない。そういう可能性もあるのかもしれない、と思っています。

もちろん、これはまだ僕の中の推測です。ただ、今まで理由の分からなかった違和感に、ひとつ考える手がかりができたのは大きかったです。

この記事の内容は、上の動画で話したことをまとめたものです。声のトーンや実例も含めて聞きたい方はこちらから。

おすすめスタンスは滑り方の選び方で変わる

結果シートには、僕におすすめのスタンスが3つ出てきます。

測る前に入力する情報

スタンサーで測る前に、自分の情報をいくつか入力します。

  • 身長
  • 性別
  • 利き目
  • 現在のスタンス
  • レギュラーかグーフィーか
  • どれくらい滑れるか
  • 普段どういう滑り方をするか

最後の滑り方は、フリーライドでカービングをしてガンガンターンしていくのか、グラトリをやるのか、ジャンプやパークに入るのか、オールラウンドなのか、パウダー志向なのか、といった中から選びます。

カービングを選んだら、3つ中2つが前振りになった

今回、僕は軽い気持ちで「フリーライド・カービング」を選びました。

その結果、3つのおすすめスタンスのうち2つが前振り、つまりレギュラーの僕だと左に向いて滑るのが滑りやすいスタンスになりました。

僕は普段ダックスタンスなので、本当はそっちの情報を知りたかったんです。だから最初は「選ぶのを間違えちゃったな、もう1回測らないと分からないのか」と思っていました。

アプリでほかの滑り方の場合も見られる

ところが、測り直さなくても大丈夫でした。

雪山アプリというスマホのアプリで、結果シートのQRコードを読み取ると、ほかのライディングスタイルを選んだ場合の自分のデータも見られるそうです。これはTwitterでフォロワーの方から教わりました。

実際、アプリで全部見られます。

1回測れば、こういう滑りのときはこのスタンスがいい、というパターンが一度に分かる。これはすごく良心的というか、親切だなと感じました。

値段の割に、ちゃんとデータに基づいたしっかりした情報を教えてもらえます。自分の体のことや、得意・不得意も分かる。気になっている人は、ぜひ一度行ってみてほしいと思います。

初心者はスタンサーの効果をすぐ感じにくいかもしれない

ひとつ知っておいてほしいことがあります。

スノーボードや横向きのスポーツの歴が浅い人、ボードをあまりやったことがない人は、割とこういう変なクセが出にくいパターンがあるそうです。

なので、測ってもいきなり効果を実感できないかもしれません。もしかしたら、いつもと同じスタンスが出ることもあると思います。

僕の場合は逆で、出てきた3種類のスタンスが、どれも普段のスタンスと全然違いました。だから試したら、膝がすごく楽、という感動がたぶんあるはずです。

ただ、まだ滑りに行けていないので、今の時点では何とも言えません。

スタンスの数値は日によって変わる

去年はスタンスを測らずに滑っていましたが、今年はこのスタンサーの情報を元に、自分でちょっとずつ調節しながら滑ってみようと思っています。

ここで気をつけたいのが、このデータは変わるということです。

人によっては、毎日、毎週変わってしまうらしいんです。その日によって股関節の可動域が変わるので、調子のいい日も悪い日もある。

だから、1回測ったからといって、そこからシーズンの3月末までずっとこのスタンスで気持ちよく滑れるかというと、そうだとは言い切れません。

長いシーズンを過ごす人は、月に1回くらい測るのもあり

1月、2月、3月、4月と長いシーズンを過ごす人なら、毎日や毎週までは測らなくていいと思います。

でも毎月測ると、自分がシーズンの中でどう変わっていったかが見られて、いいのかなと思います。

僕は、たぶん1回測って、シーズン中盤にもう1回くらい測るかもしれない、というくらいです。

スタンスを追いかけすぎると上達どころじゃなくなる

最後に、これは僕が一番大事だと思っていることです。

スタンサーはすごく便利で、いいものだと思います。大きな金額をかけずに、ちゃんとした情報がもらえる。

でも、スタンスを追い始めると、練習どころじゃなくなってしまいます。

ちょっと調子が悪いからスタンサーを測ろう、となると、お金もかかるし時間もかかる。そのうち「スタンサーをやらないと滑れない」みたいなことになってしまったら、それは本末転倒かなと思います。

だから、ある程度は「こういうときは、こういうふうに調節すればいいのかな」というのを、自分で分かるようになっていくことも必要だと思っています。

やってみたい人は、もちろん行ったほうがいいです。でも、別にやらなくてもスノーボードは楽しめます。そこは好きに選んでいいと思います。

僕自身は、今回わりと収穫がありました。試してみたら全く変わらないかもしれないし、試すまでにまた可動域が変わっているかもしれない。それも含めて、次に滑るのが楽しみです。

まとめ

  • スタンサーは2年前より細かくなっていて、結果の紙は1枚から2枚に、可動域タイプは2〜3通りから6通りくらいに増えていた
  • 僕の可動域タイプは「ギャップ」。左右のニュートラルポイントに差があり、レギュラーとグーフィーの得意・苦手がはっきりしているタイプ
  • 新しい「ライディング傾向」の診断で「グーフィー体質のレギュラースタンス」と出た。左回りのスピンが得意という結果は、自分の感覚と合っていた
  • 膝の痛みは、体に合わないスタンスで無理に滑ってきたせいかもしれない、と考える手がかりになった
  • おすすめスタンスは入力した滑り方(カービング・グラトリ・ジャンプやパークなど)で変わるが、雪山アプリでQRコードを読めばほかの滑り方の場合も見られる
  • ボード歴が浅い人はクセが出にくく、効果をすぐ感じにくいこともある
  • 股関節の可動域は日によって変わるので、1回の結果がシーズン中ずっと合うとは言い切れない。長く滑る人は月1回くらい測るのもあり
  • スタンスを追いかけすぎると練習どころじゃなくなるので、自分で調節できるようになることも大事

自分の場合はどうなのか

ここまで書いてきたことは、あくまで一般的な話です。

実際は、体つきも、道具も、滑ってきた時間も人によって違います。自分の場合はどうなのか、どこから手をつければいいのか。個別に見てほしいという方は、レッスンをやっています。下のどちらからでも受け付けています。

内容や日程の相談だけでも大丈夫です。滑っている動画を送ってもらえれば、それを見たうえでお返しします。

雪の上のプライベートレッスンは、扱っている内容(カービング・ジャンプ・キッカー・スピン・道具選び)と料金をこちらにまとめています。

→ https://tomz-service.com/snowboard-lesson/

夏のあいだのオフトレとしてやっているトランポリンのプライベートレッスンは、内容と料金をこちらにまとめています。

→ https://tomz-service.com/trampoline-lesson/

もっと踏み込んだ話

ここには書けない実際の事例や、細かいところはメンバーシップのほうで話しています。

→ https://www.youtube.com/channel/UCdtBxQHTDZz7_s8_fGMow2A/join

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