行ったことのないスキー場に泊まりで行くとき、ちょっと不安になりませんか。
写真で見た感じは広そうだし、名前も聞いたことがある。きっと楽しいだろうと思って予約する。でも実際に行ってみたら、思っていたのと違った。そういうことが、たまにあります。
僕も先日、舞子スノーリゾートに泊まりで行ってきました。1日目に滑ってみて、正直「あれ?」と思ったところがいくつかあって、2日目にもう一度いろいろ回ってみた上で、感じたことをそのまま書いておきます。
先に言っておくと、この記事はかなり辛口です。合わなかった人間の感想なので、そこは差し引いて読んでもらえたらと思います。
「広い=楽しい」とは限らなかった
僕はこのスキー場を、もっとすごく広くてでかくて、超楽しいところだと思っていました。
実際に滑ってみると、滑れる面積自体は確かに多いです。そこは間違いない。ただ、その中身が思っていたものと違いました。
すごく細い迂回コースが多くて、一番長く滑れば結構長い距離は取れるんですけど、コースの性格としてはそういう感じです。あとはエリアからエリアへの連絡が結構面倒くさかったり、上り坂が多かったりする。
とてもじゃないですけど、スキー場をまるまる遊び尽くせるような感じではありませんでした。
上り坂と細いコースが、初心者にはきつい
なぜこれが問題になるのか、もう少し具体的に書きます。
コースからコースへ移動するときに上り坂があると、上手じゃない人はそこでスピードが止まってしまいます。そもそもあまりスピードを出せない段階の人だと、なおさらです。
そうなると、板の脱ぎ履きの回数が多くなる。それだけで疲れます。小さい子どもだったら、なおさらしんどいと思います。
だから家族連れにはあんまり向かないかな、というのが僕の印象です。
パウダーが好きな人とか、めちゃくちゃ上手い人は多分楽しいと思います。でも初心者とか、ターンを気持ちよくしたい人は、あんまり楽しめないかもしれません。スキーヤーだったらまた違うのかもしれないですけど、スノーボーダーの初心者・中級者くらいの人にはちょっと厳しいかな、と。
パークはあるけど、そこに行くまでが遠い
パークは一応あります。
1日目に行ってみたら、結構いいジャンプがありました。ただその日はがっつり雪が降っていて、結構グダっていたので、そこは条件のせいもあると思います。
問題はアクセスのほうです。パークのエリア自体はすごく短いんですけど、そのパークの入り口までちょっと変なコースを滑って行かなきゃいけない。そして滑り終わった後も、超だるいコースを滑って、またパークにつながるリフトに乗り直す必要があります。
パークをがっつりやりたい人だったら、他にも選択肢はあります。石打丸山スキー場とか、新潟県には他にもありますし、神立もある。そっちに行ったほうがいいんじゃないかな、と思いました。
混雑と、抜かしていく人たち
これはスキー場の設計とは別の話ですが、書いておきます。
パークのほうで、ディガーのビブを着た人やフリースキーの人が、すごく近いところをガンガン抜かしていく場面がありました。スキー場のスタッフなのかディガーなのか、そこははっきり分からないんですけど。
正直、うざかったです。全体的に。
2日目は混んでもいました。まあこういうときは、初心者をポールに見立ててターンの練習をするしかない。ぶつからないように安全に、というのが大前提ですけど。
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この記事の内容は、上の動画で話したことをまとめたものです。声のトーンや実例も含めて聞きたい方はこちらから。
食堂で袖を掴まれた話
ここからが、この日一番引っかかったところです。
結論から書くと、僕はあるひとつの食堂には入りませんでした。そして、もう入らないと思います。
前提として、マスク・検温・アルコール消毒をお願いされること自体は、全然いいんです。そういうルールなんだったら、分かりましたとなる。そこに文句はありません。
問題はやり方でした。
スキー場のセンターハウスって、普通は入って自分で席を探して、そこに座りますよね。僕もそのつもりで、席に座ろうとしました。
そうしたら店員に服の袖を掴まれて、入り口まで戻されたんです。そこで検温とアルコール消毒。しかもアルコール消毒も、自分で大量にするパターンじゃなくて、店員にかけられる。手がビチョビチョになるわっていうくらいかけられます。
僕はアトピーがあるので、あれをやられるのはきついんですよね。そういうのをやられるのが嫌だったのもあって、その店に入るのはやめました。
感染対策の話ではなく、接触の話
もうちょっとやり方あるよね、というのが率直な感想です。
服の袖を掴まれるのは、単純に不快でしかない。しかも消毒や検温を徹底するという文脈でそれをやっているのに、お前から接触してきてるやん、という話でもあるわけです。そこが噛み合っていない。
客に対して腕を掴んで引っ張るというのは、接客が悪いとかそういうレベルではなくて、失格だと思います。
これは僕がたまたま我慢したから動画になっているだけで、もっと面倒くさい人だったらどうなるか分かりません。服を引っ張られて腕が痛くなった、と言い出す可能性もある。実際、マスクの強制は名誉毀損だと主張するような、過激な運動をしている人も世の中にはいます。そういう人に当たる前に改善したほうがいいよね、というのがこの話の主旨です。
正直、僕はもう行かないので、改善しようがしまいがどちらでもいいんですけど。
隣の食堂は、普通だった
店の雰囲気自体も、あまり良くありませんでした。
みんなピリピリしているというか、マスクをして周りを見渡しながらみたいな感じで。客がそうなるのは、店員がそういう感じだからだと思います。
見づらいなと思って、僕はその隣の食堂に行きました。隣同士だし、ここも同じように徹底しているのかな、と思っていたんですが、全然そんなことはなくて。マスクも何もしないで、消毒も検温もしないで普通に入れました。
ということは、あの食堂が勝手に自分たちの考えでやっているだけだと思います。しかも多分、あの店員が個人でやっているだけな気がします。1人で盛り上がっている感じだったので。
隣のほうが美味しそうだったし、いろいろあったし、袖も掴まれません。
それでも書いておきたいこと
スキー場の運営には、食堂の店員への指導という話は届いたほうがいいと思っています。
ただ、僕が二度と行かないと決めたのは、食堂とは関係ないところが大きいです。単純に、スキー場自体がそんなに面白くなかった。
コースの細さ、エリア間の移動の面倒さ、上り坂。パークまでの動線。そこが自分の滑りたい形と合わなかった、というだけの話です。
だから、僕の中では「2度と行かないリスト」に入りました。特典もなしです。
もちろん、これは僕の感想でしかありません。パウダーが好きな人や、かなり上手い人なら評価は変わると思います。1日だけ行くくらいなら、それでいいと思う。ちょっと嫌だなと思う人は行かない、もしくは隣の食堂を選ぶ、という選び方もあります。
まとめ
- 滑れる面積は多いけど、細い迂回コースが多く、スキー場をまるまる遊び尽くせる感じではなかった
- エリアからエリアへの連絡が面倒で、上り坂が多い。上手じゃない人はそこでスピードが止まり、板の脱ぎ履きが増えて疲れる
- パウダー好きな人・めちゃくちゃ上手い人なら楽しめそう。初心者やターンを気持ちよくしたい人、家族連れにはあまり向かないと感じた
- パークはあるし、いいジャンプもあった。ただ入り口までのコースと、終わった後にリフトへ戻る動線がだるい
- パークをがっつりやりたいなら、石打丸山や神立といった他の選択肢もある
- 食堂の一つで、席に座ろうとしたら店員に服の袖を掴まれて入り口まで戻され、検温とアルコール消毒をされた。消毒は自分でするのではなく、かけられるかたち
- 感染対策のお願い自体は問題ない。ただ客の袖を掴んで引っ張るのは、接客のレベルの話ではなく失格だと思う
- 隣の食堂は消毒も検温もなく普通に入れた。あの店だけの独自運用に見えた
- 僕は二度と行かないと決めたけど、それは食堂とは関係なく、スキー場自体が自分に合わなかったから
自分の場合はどうなのか
ここまで書いてきたことは、あくまで一般的な話です。
実際は、体つきも、道具も、滑ってきた時間も人によって違います。自分の場合はどうなのか、どこから手をつければいいのか。個別に見てほしいという方は、レッスンをやっています。下のどちらからでも受け付けています。
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