2026年の夏、関東に新しくできたスノーボードのオフトレ施設2つ

2026年8月に関東でオープンしたスノーボードのオフトレ施設2つ 茨城県境町と神奈川県相模原市 スクールと上達

夏になると、板を片付けて、次のシーズンまで何もしないという人は多いと思います。

そのあいだに何かできないかな、とは思っている。でも、屋内ゲレンデは遠いし、オフトレ施設と言われても何をする場所なのかよく分からない。そのまま夏が終わって、11月頃に「そういえば去年と同じところで止まってるな」と気づく。

その感覚、よく分かります。

ただ今年は、関東に新しい施設が2つできました。しかもどちらも2026年8月のオープンで、まだできたばかりです。

  • 茨城県境町の「JAPAN SAKAI ビッグエアパーク」(2026年8月1日オープン)
  • 神奈川県相模原市の「BOOKOFF SPORTS PARK SAGAMIHARA」(2026年8月6日オープン)

この記事では、この2つについて公表されている情報を整理します。滑ってみてどうだったかという話は、また別で書きます。

そもそもオフトレ施設とは何をする場所か

ざっくり言うと、雪のない時期に、雪の代わりになる面の上で滑ったり跳んだりする場所です。

大きく2つのタイプがあります。

ひとつは、人工のマット(エアマットやウレタンマット)に向かってジャンプ台から跳ぶタイプ。着地がマットなので、雪の上ではまだ怖くて踏み切れない回転や、グラブの練習ができます。

もうひとつは、滑走面そのものが人工ブラシなどでできていて、そこを普通に滑れるタイプ。ターンやプレスなど、跳ぶ以外の動きも練習できます。

今回できた2つは、ちょうどこの2タイプに分かれています。同じ「オフトレ施設」でも、行く目的が違うということです。

JAPAN SAKAI ビッグエアパーク(茨城県境町)

ジャンプに特化した施設です。

4つのレーンがある

ここの特徴は、レーンがレベル別に分かれていることだと思います。

ビギナー、スモール、ビッグ、スーパービッグの4つです。

ビギナーとスモールは、全高およそ8m、全長およそ48m、全幅およそ16m。アプローチの最大傾斜は20度、リップの角度は23度です。ビギナーは初心者や子ども向け、スモールは初級から中級向けとされています。

ビッグとスーパービッグになると、数字が一気に変わります。全高およそ46m、全長およそ130m、全幅およそ28m。アプローチの最大傾斜は40度で、アプローチの長さがおよそ57m、リップの角度は36度。こちらは上級者やプロ向けです。

全高46mというのは、ビルでいうと10階を超えるくらいの高さです。写真で見るより、たぶん現地で下から見上げたほうが数字の意味が分かると思います。

料金とセッションの時間

利用はセッション制で、1日4回に区切られています。

  • 9:00〜11:30
  • 12:00〜14:30
  • 15:00〜17:30
  • 18:00〜20:30(ナイター)

料金は、ビギナー・スモールが2,800円、ビッグが3,800円、スーパービッグが6,800円。セッションの追加は、ビギナー・スモールが+500円、ビッグが+1,000円、スーパービッグが+1,500円です。

ナイターはビギナー・スモールのみの営業で+500円。ビッグとスーパービッグはナイター営業がありません。

境町・古河市・坂東市・五霞町にお住まいの方は、地域住民割引で10%引きになります。

予約は専用の予約サイトから、日付とセッションを選んで申し込む形です。支払いは当日現地払いになっています。

住所は茨城県境町大字西泉田1547番地です。遠方から通うなら、パークホテルさかい(0280-23-1473)が近くにあります。

レーンが分かれているのは、けっこう大事なことです

僕がここで一番いいなと思ったのは、レーンが4段階に分かれていることです。

ジャンプの練習で一番危ないのは、自分のレベルに合っていない大きさの台に入ってしまうことだと思っています。

キッカーは、スピードが足りなくても、出すぎても危ない。適正なスピードの幅が決まっていて、大きい台ほどその幅がシビアになります。だから「とりあえず一本行ってみよう」が通用しにくい。

その点、ビギナーとスモールがあると、まずそこで踏み切りのタイミングと空中での姿勢を作ってから上のレーンに移れます。順番を守れる作りになっている、ということです。

逆に言えば、いきなりビッグに入るのはやめたほうがいいと思います。上級者・プロ向けと書いてあるのは、脅しではなく、そのままの意味で受け取っていいところです。

BOOKOFF SPORTS PARK SAGAMIHARA(神奈川県相模原市)

こちらは、滑走面のあるタイプです。

全滑走面に「SNOWTURF」を使っている

滑走面には、次世代スノーブラシと呼ばれる「SNOWTURF」という素材が使われています。全滑走面にこの素材を採用したのは世界初とされています。

運営は株式会社ヴィジョナリーバンガードで、ブックオフコーポレーションのプレスリリースとして発表されています。

営業時間と場所

  • 平日 13:30〜22:00
  • 土曜・連休の中日 10:30〜22:00
  • 日曜・祝日 10:30〜19:00
  • 定休日 毎週木曜(祝日の場合は営業)、年末年始など

住所は神奈川県相模原市緑区青山字川音1455。無料駐車場があります。電話は042-816-2012(受付10:00〜19:00)です。

料金については、公式サイトに掲載を確認できませんでした。ここで数字を書いて違っていると困るので、予約や問い合わせのときに直接確認してください。

行く前に準備がいります

ここは、当日ふらっと行って手ぶらで滑れる場所ではありません。利用条件がいくつかあります。

ヘルメットは必着です。プロテクターも推奨されています。

グローブは、グリップ素材のついたものが使えません。布製の軍手が推奨されています。これは、ブラシに指が引っかかったときのことを考えると納得できる話です。滑る面に引っかかりやすいグローブだと、手が持っていかれます。

そして、板はエッジを丸める加工が必要です。

初回は申込書の提出が必要で、未成年の場合は保護者の署名が要ります。

エッジを丸めるという条件について

このエッジ加工の条件は、初めて聞くとハードルが高く感じると思います。せっかく研いだ板を、なんで丸めるんだと。

でも、これは施設側の都合というより、雪とブラシの違いから来ている話だと思っています。

雪はエッジが刺さって、削れて、そこでスピードや向きが変わります。ブラシは削れません。エッジが立ったままだと、引っかかって板が止まるか、逆に弾かれるかになります。どちらも転び方としてはよくない。

だから、オフトレに通う人は、ブラシ用の板を1本用意していることが多いです。シーズン中に使っていた古い板を、オフトレ用に回すという形ですね。

いま使っているメインの板をわざわざ丸めるくらいなら、中古で1本探すほうが結果的にいいと思います。

2つのうち、どちらに行くかの考え方

同じ「新しくできたオフトレ施設」ですが、目的が違います。

境町は、ジャンプ台とマットです。跳ぶ練習をする場所です。回転を増やしたい、グラブを入れたい、雪の上では怖くて踏み切れない技を体に入れたい。そういう目的ならこちらです。

相模原は、滑走面があります。ターンやプレス、地形の入り方など、跳ぶ以外の動きも含めて滑る場所です。板の上での立ち位置や、エッジの入れ方をオフのあいだに整えたいならこちらになります。

どちらが上ということではなく、いま自分の何を直したいかで決めるものだと思います。

行く前に決めておいたほうがいいこと

最後に、実際に予約する前に考えておいてほしいことをいくつか書きます。

練習することを1つに絞る

これが一番大事だと思っています。

セッション制なので、時間は区切られています。その中であれもこれもやろうとすると、たいてい全部が中途半端になって、疲れて終わります。

今日はアプローチの姿勢だけ。今日は踏み切りのタイミングだけ。それくらい絞ったほうが、結果的に持ち帰るものが多いです。

疲れてから、もう一本を足さない

跳ぶ練習で怪我をするのは、たいてい後半です。

足が動かなくなってくると、踏み切りが遅れます。踏み切りが遅れた状態で同じ台に入ると、入る前とは違うことが起きます。

セッションの終わりの時間が決まっているのは、そういう意味では都合がいいと思っています。自分で止められない人でも、時間で強制的に終わるので。

夏に滑るということ自体への準備

雪山と違って、暑いです。

ヘルメットとプロテクターをつけて、夏の屋外で2時間以上動きます。水分は雪の上にいるときより確実に減ります。

飲み物と、着替えは持って行ったほうがいいです。当たり前の話に聞こえますが、雪の感覚のままで行くと足りません。

まとめ

  • 2026年8月、関東に新しいオフトレ施設が2つできた。茨城県境町のJAPAN SAKAI ビッグエアパーク(8月1日オープン)と、神奈川県相模原市のBOOKOFF SPORTS PARK SAGAMIHARA(8月6日オープン)
  • 境町はジャンプ特化。ビギナー、スモール、ビッグ、スーパービッグの4レーンに分かれている
  • ビギナー・スモールは全高およそ8m、アプローチ最大傾斜20度。ビッグ・スーパービッグは全高およそ46m、アプローチ最大傾斜40度
  • 料金はビギナー・スモール2,800円、ビッグ3,800円、スーパービッグ6,800円。9:00からのセッション制で、ナイターはビギナー・スモールのみ
  • レーンが段階的に分かれているのは大きい。いきなりビッグに入らず、順番に上げていける
  • 相模原は滑走面のあるタイプ。全滑走面に次世代スノーブラシ「SNOWTURF」を採用している
  • 相模原はヘルメット必着、プロテクター推奨、グリップ素材のグローブ不可(布製軍手推奨)、板のエッジ丸め加工が必要。初回は申込書、未成年は保護者署名が要る
  • エッジを丸めるのは、ブラシが雪のように削れないため。オフトレ用の板を別に1本用意する人が多い
  • 跳ぶ練習をしたいなら境町、滑る動きを整えたいなら相模原、と目的で選ぶ
  • セッション制なので、練習することは1つに絞る。疲れてからもう一本を足さない
  • 夏の屋外なので、水分と着替えは雪山の感覚より多めに

この記事の内容は2026年8月時点で各施設が公表している情報をもとにしています。料金や営業時間、利用条件は変わることがあるので、行く前に公式サイトとInstagramで最新の情報を確認してください。


自分の場合はどうなのか

ここまで書いてきたことは、あくまで一般的な話です。

実際は、体つきも、道具も、滑ってきた時間も人によって違います。自分の場合はどうなのか、どこから手をつければいいのか。個別に見てほしいという方は、レッスンをやっています。下のどちらからでも受け付けています。

内容や日程の相談だけでも大丈夫です。

夏のあいだのオフトレとしてやっているトランポリンのプライベートレッスンは、内容と料金をこちらにまとめています。

https://tomz-service.com/trampoline-lesson/

もっと踏み込んだ話

ここには書けない実際の事例や、細かいところはメンバーシップのほうで話しています。

https://www.youtube.com/channel/UCdtBxQHTDZz7_s8_fGMow2A/join

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